一般人でも少しはわかる血液検査結果の見かた
どうもこんにちは、一郎丸です。先日大学の研究の関係で、放射線取扱学生特殊健康診断とやらを受診したのですが、その結果が返ってきました。
その血液検査の結果なんですが、、、素人にはさっぱりですね、WBC?ワールドベースボールクラシック??そんなわけないですね。もう少し親切に書いてくれたら、もう少し我々一般人の健康意識が高まったりするんじゃないかなー。
というわけで今回は、血液検査の結果に見かたについて調べてみたので、簡単にまとめてみようと思います。
※今回の結果に乗っている項目ですが、これは血液検査でわかることの一部に過ぎません。放射線の影響を受けやすい項目のみ検査されたということだと思われます。今回まとめるのは、上記の項目のみになりますが、ご了承ください。
WBC 白血球(白血球数)
全然ワールドベースボールクラシックじゃありませんでしたw 正しくは、White blood cells でした。1μL(1Lの100万分の1)中にいくつの白血球があるかで測るようです。その下の細かい内訳は
・好中球
・リンパ球
・単球
・好酸球
・好塩基球
を示すものと思われます。
RBC 赤血球(赤血球数)
Red blood cells でした。赤血球は、肺で取り入れた酸素を全身に運び、不要となった二酸化炭素を回収して肺へ送る役目を担っています。白血球同様、1μL(1Lの100万分の1)中にいくつの赤血球があるかで測るようです。
HGB ヘモグロビン(hemoglobin)
赤血球に含まれるたんぱく質で、酸素の運搬役を果たします。1dL中に何gあるかで測るようです。
HCT ヘマトクリット
Htと記されることもあるそう。血液全体に占める赤血球の割合を表します。
MCV Mean Corpuscular Volume
赤血球1個当たりの、平均的な体積を表します。fLとは液量オンスという体積の単位で、1オンス約30mLだそう。
MCH Mean Corpuscular Hemoglobin
赤血球1個当たりの、平均ヘモグロビン量を表します。単位はpg(1gの10億分の1)です。
MCHC Mean Corpuscular Hemoglobin onsentration
赤血球1個当たりの、平均ヘモグロビン濃度を示します。僕の結果の数値は、MCHをMCVで割った値でした。
PLT 血小板数
血小板は、出血したときその部分に粘着して出血を止める役割を果たします。1μL(1Lの100万分の1)中にいくつの血小板があるかで測るようです。
今回の検査項目は以上です。細かい適正値範囲等まで載せてもピンとこなさそうなので、とりあえず、こんな項目を調べられてるんだなーと思ってもらえればうれしいです。清水茜先生の漫画「はたらく細胞」を読んだらいろいろ詳しくなれそうですね。
とりあえず僕の検査結果はオールグリーン、すべて適正値だったわけですが、適正値範囲内でも赤血球とヘモグロビンの値が下限よりかな・・・?少し貧血気味なのでしょうか?これから積極的に鉄分をとっていこうと思います。