卒論に追われる4年生の迷走録

進路について迷走気味、とはいえなんとか無事に進路が決まった地方旧帝理系大学生です。なんやかんや4年になってました。院試勉強、水泳、バイト、部活、その他諸々、興味があることについて幅広く書いていきます

白色よりも純粋な色

今週のお題「わたしの好きな色」

 

 こんにちは、一郎丸です。色というと、Mr.Childrenの「彩り」って曲が好きなんですよね。曲中でたくさんの色が出てきますが、その全てが日常を彩ってくれるわけで、また、元々のモノクロの日常であっても、そこには白色と黒色という立派な色が存在するから成り立つわけで。幼いころって、みんななんとなく、茶色とか灰色とか、暗い色ってあまり人気がないですよね。そんな色であっても、大学生となった今の僕の価値観からすれば、なくてはならない色となっています。大人になればより物事を味わい深く楽しめるようになるというのが、歳をとる楽しみなのかもしれませんね。

 

 それで、僕の好きな色、というよりは、僕にとって特別な色は、青色、赤色、生成色の3色です。1色には絞れません。高校2年生のときに付き合っていた元彼女が、あるとき突然ミサンガを編んでくれたのですが、そのミサンガがその3色でした。なぜその3色なのか?と訊ねると、僕の性格を表しているとのことでした。ところどころうろ覚えですが、青色は少し冷めている性格、赤色は感受性が高く熱いところがあるところ(そんな感じだったはず?)、生成色は純粋な部分を示していたようです。どれもも的確に僕を捉えているものでした(僕個人とても腑に落ちるものでした)。的確だったのもそうですが、一度も指摘されたことのない言葉だったのが一番感動した点でした。また、生成色なんて、当時の僕は聞いたこともない色でしたが、よく見るとただの白色よりも何処か温かみのある素朴な色で、その色を選んでくれたことに対して、感謝の気持ちが湧いてきました。本当に僕をよくわかってくれていた人だったのかなと、今振り返ると思います。

 今はもうその人とは連絡を取ったりは全くしていませんが、その3色のエピソードはかれこれ5年経った今でも、深く記憶に残っています。またいつか、誰かとそのように深くわかりあえる関係を築けたらと思っています。